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ガジェット大好きマサポコ(@masapocosan)です。
2015年からニコンの一眼カメラを使い続けて来ましたが、この度マサポコはマウントの変更をしようと思います。
なぜ、使い続けてきたニコンを捨てるのか?どのマウントに変更をするのか?
とても個人的な内容ですが、同じような方の参考になればと思います。
どうぞお読み下さい。
マサポコのカメラ遍歴
初めてのカメラはソニーのコンデジ
祖父も父も一眼レフカメラが大好きで、幼少時に使っているのを見て興味が湧いた事を覚えています。
使っていたのは二人ともキヤノンのカメラでした。時々触らせてもらったり、写真を撮らせてもらいカメラは子供の頃から好きでした。いつか自分も良いカメラ使いたいなという思いが芽生えたのは、この機会があったからだと思います。
そんなカメラ好き少年が初めて買ったデジカメは、バイトで貯めたお金で買ったソニーのデジカメ「DSC-P1」というコンパクトデジカメでした。当時確か8万円くらいしたと思います。旅行の時には必ず持って行き、色々な思い出を残してくれたカメラでした。

一眼レフカメラも使ってみたかったのですが、価格も高く、当時収入が安定していなかった事もあり、ソニーのコンデジを使い続けていました。
そうこうしているうちにスマホの進化も著しく進み、コンデジすら使わず、スマホで事足りることが増え、いつしかスマホで写真を撮るのが当たり前になり、カメラに対する情熱もなくなってしまいました。
一眼レフカメラを使うことになったきっかけ
そんな、カメラの事なんてすっかり忘れていた私ですが、念願の子供が出来、成長の記録を綺麗な写真で残しておきたいと思った事から、カメラに対する情熱がまた再び湧き上がり、一念発起!一眼レフカメラを購入することにしました。
初めて買った一眼レフデジカメは、ニコンの「D750」でした。

なぜD750にしたのか。
一眼レフを買うなら、絶対フルサイズと決めていた事から、フルサイズで価格もこなれている物を探していて、キヤノンと最後まで迷ったのですが、決め手はレンズでした。
ニコンには名玉と言われる「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4G」があり、このレンズの描写に惹かれ、ニコンにしました。噂に違わぬ素晴らしいレンズでした。

その後はD850が出たタイミングでカメラをステップアップしました。このカメラはプロの方にも多く使われている位の物でしたが、奮発して買っちゃいました。重さ以外は不満のない名機中の名機でした。

D850は素晴らしかったのですが、子供と出かける時はやはり重さがネックになる事から、ミラーレスへの移行を考えていたところ、ニコンからミラーレスが出るという発表に心躍り、発売日にZ 7に買い換えました。
ニコンとしてはミラーレス初号機だったので、やはり色々不満もありました。初号機の割には良いカメラではありましたが、ライバルのソニーに比べるとAF精度などがかなり劣りました。

Z 7は2年ほど使いまして、Z 7IIが出るタイミングで買い換えもしました。AF等の前世代機で見られたユーザーからの不満も払拭され、とても良いカメラに仕上がっていました。

不満はと言えば、センサーがZ 7と同じ物で代わり映えがしないのも、せっかく新しい機種を買ったのにとなんともくすぶる思いもありました。
ただ、Zマウント自体はレンズが素晴らしかったです。数は少ないですが、素晴らしいレンズばかりでした。
マウントを変えようと思った理由
被写体は主に子供たち
私が一眼レフカメラで撮りたいのは、家族、中でも子供たちの成長の記録です。
その為に買ったと言っても過言ではないので、いかに子供たちの成長の記録を綺麗に残せるかが重要でした。
その記録の形は静止画でも動画でも問いません。そして子供が小さく動かないときは、静止画が中心でしたが、大きくなりしっかり話もし、動き回るようになると、静止画よりも動画を残す方がより思い出になるのではないかと思うようになって来ました。
大きなきっかけの一つは上の子の初めての運動会でした。私は主に写真を撮り、動画は業者から買えば良いかなと思っていたのですが、業者の動画では自分の子などほとんど写ることがなく、とても落胆しました。次こそは子供をしっかり動画で残しておくぞと思ったのがこの頃です。
動画で残すならば、今後のことを考えると4Kでの記録は必須です。幸いZ 7でも4K動画撮影は出来るのですが、使ってみて分かったのは動画撮影時のAF精度が悪く、あまり使い物にならなかった事でした。
Z 7IIに買い換えてみて、AFの精度はとても良くなり割と満足はしていたのですが、今度は別の不満がちょくちょく出てきました。
自撮りがしにくい
Z 7IIの液晶はチルト液晶です。これはカメラを上下に動かして撮影位置を変えるのにはとても良いのですが、自撮りをするのには向いていません。自撮りしたいならば、チルト液晶でも完全に液晶が前を向くタイプ(ソニーのα6000シリーズなど)かバリアングルが良いです。
子供は中々ジッとして写真や動画を撮らせてくれません。ただ、唯一自撮りの時だけはおとなしく画面を見て笑顔でいてくれたり、ポーズを撮ってくれます。その為、ミラーレスカメラでも自撮りが出来る様になればいいなと思ったこともカメラを変えようと思ったきっかけでした。
また、最近Youtubeへの投稿を始めたのもありますが、俯瞰撮影時や自撮りの際にもバリアングル液晶の方が実際の撮れ方を見ながら撮影できるため、便利だなと思ったのもあります。
Zマウントレンズの選択肢が少ない
Zマウントはニコンがミラーレス機用に新たに開発したマウントでして、マウント径が大きくなった事でレフ機のFマウントでは小さくて出来なかったレベルの高いレンズの開発が可能になる夢のマウントとのことです。
確かに素晴らしい画質のレンズが多いですが、いかんせんZマウント対応のレンズはニコン本体しか出していないこともあり、まだ種類が出そろっていない、サードパーティーによるコスパの良いレンズがない(アダプタを使えば使えないこともないですが、でかくなってしまいミラーレスの利点が活かせない)等の不便を感じていました。
ニコンの将来が不安
最近見たカメラの売り上げランキングで、トップ10に1機種もニコンのカメラが入っていないのを見て衝撃を受けました。そして、色々な所でチラチラ見るニコンの業績不振や工場を閉鎖した等のニュースを見て、ニコンがこの先潰れてしまったらどうなるんだろうという不安が大きくなってきました。
さすがに潰れたらすぐにサポートがなくなると言う事もないと思いますし、最悪どこかの企業がカメラ部門だけ買収するとかあるとは思いますが、どうなるか分かりません。
なぜソニーのEマウントにしたのか
マウントは3択
マウントを乗り換える際の候補として、フルサイズミラーレス向けのマウントは3種類。ソニー系のEマウント、キヤノン系のRFマウント、そしてパナソニックやシグマのLマウントです。
動画の比重が上がっていたので、動画が綺麗に撮れる機種をメインに考えました。そうなると、パナソニックのルミックスS1H、キヤノンのEOS R5、そしてソニーのα7S III。ここら辺を検討しました。
ルミックスS1Hはちょっと高いのとでかいのと、また妻がパナソニック嫌いなのもあり早々に候補から外れました。
α7S IIIかEOS R5で迷ったのですが、EOS R5は熱停止の問題が深刻そうなので、こちらも候補から外れました。
また、結局RFマウントのレンズを出しているのがキヤノンだけというのも理由です。
そういうわけでレンズもサードパーティーから沢山出ているEマウントにする事にしました。
高解像度の必要性
Eマウントにする事を決めたとき、それまでZ 7 IIを使っていたので、α7シリーズは高解像度のα7R IVという選択肢もあったのですが、高解像度は等倍鑑賞でもしない限り必要ないことに気付きましたので、それよりも動画性能が高く、高感度耐性も高いα7S IIIにしました。バリアングル液晶が付いていることも大きかったです。
α7S IIIに決めた際、FX-3とも迷ったのですが、写真も撮るのを考えるとファインダーがないと不便であった為、最終的にはα7S IIIに落ち着きました。
そして、最後の決め手はαのキャッシュバックキャンペーンでした。レンズとセットで3万円のキャッシュバックが受けられるのも大きかったです。
このキャッシュバックキャンペーンのおかげもあり、追銭はほとんどなしで乗り換えられます。
そんなこんなでαユーザーになりました
この記事を執筆する前日にα7S IIIが届きました。動画の細かな事はまだ良く分かっていませんが、これから使いこなして、家族の記録だけでなく、せっかくの業務レベルの機材でもあるので、何かに活かして行ければと思います。動画編集についても学びつつ・・・・・・。
YouTubeへの投稿も少しずつ増やしていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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