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【ahamo・POVO・LINEMO】携帯大手3社話題の新プラン徹底比較!

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ガジェット大好きマサポコ(@masapocosan)です。

ドコモ・au・ソフトバンクモバイルの大手3キャリアが相次いで話題の新料金プランを発表しましたね。

パッと見3社とも同じような料金ですが、サービス内容で少しずつ差を付けているみたいです。

既存のプランとの比較や、どういった方にどのプランがオススメのなのか等、私も契約を考えているので、自分で色々調べてみた事をまとめてみました。

プラン選びの参考になれば幸いです。

どうぞご覧下さい!

目次

そもそも「ahamo・povo・LINEMO」って何?

全ては「ahamo」から始まった

「日本の携帯電話料金は先進各国と比べて高すぎる。4割引き下げる余地がある」として、2018年の官房長官時代から一貫して携帯電話料金の引き下げを提言してきた菅総理大臣(2021年3月現在)

2020年に総理大臣に就任するに当たり、携帯電話料金の引き下げを公約に掲げる程熱心だったわけですが、その圧力に屈する(?)形でドコモが発表したのが、新料金プランの「ahamo」でした。

税抜き2,980円で20GBまで使い放題(3月1日価格改定し、2,780円)。この料金設定が与えた衝撃については今更言うまでもないでしょう。

これまでのドコモの「ギガライト」が月額2,980円で1GBまで利用できた事を考えると、圧倒的なコストパフォーマンス。またこの価格設定は、いわゆる「格安SIM」と比べてもコストパフォーマンスの面で優れており、一部界隈では「格安SIM殺し」と呼ばれたほどでした。

1番保守的と思われていたドコモがまさかこのような挑戦的なプランを発表するとはと、当時はこの発表は驚きと共に伝えられました。

余談ですが、「ahamo」とわざわざ名前を付けて新料金プランを付けた事には諸説あり、ドコモは明言を避けていますが、au・ソフトバンクモバイルに対してドコモだけが「サブブランド」を持っていなかったことから、当初は「サブブランドとしてのahamo」を発表する予定だったようです。ただ、発表の直前に当時の総務相から「多くの利用者が契約しているメインブランドでは新プランが全く発表されていない。これが問題だ」と釘を刺された事から、急遽「新料金プランとしてのahamo」を発表したようですね。

ahamoの衝撃を受けて発表された各社のプラン

ahamoの発表を受けて、ソフトバンクモバイルは対抗プラン「softbank on LINE(現LINEMO)」を発表。そして、少し遅れてauが「povo」を発表しました。

2社の料金は通話料(ahamoは5分までの通話無料を含む)を含まず税抜き2,480円と、ahamoに対抗したプランですが、povoは通話料5分まで無料を付けると結局2,980円と、料金的には横並びのプランとなっていました。

ですが3月1日には、ahamoがサービス開始前から値下げを発表。特にサービス内容の変更はなく、税抜き2,780円での提供へと値下げを行っており、横並びの均衡が破られた形となっております。

今後他の2社も料金の変更を見当するかも知れません。

ahamo・povo・LINEMOそれぞれの特徴

ahamo・povo・LINEMOの共通点

携帯大手3社の発表した新料金プランですが、安いのにはそれなりの理由があります。

そこら辺も含めて3社の共通点をピックアップしました。

3社新料金プランの共通点

  • 定額料金で月々20GBまで使い放題
  • 大手キャリアの高品質回線を使える
  • 変更や手続きはオンライン手続きのみ対応(実店舗では一切対応してくれない)
  • 最低利用期間等の縛りはなく、解約金・違約金などはなし
  • 割賦販売で買える端末に制限あり
  • キャリアメールは使えない

大きな特徴は「手続きは全てオンライン対応」という所ですね。操作に困ったり、手続きについて相談したくても、実店舗では一切対応してくれない点に注意が必要です。

そもそもが、スマホやWebサービスの利用に抵抗がない「デジタルネイティブ世代に向けたプラン」とのことなので、そこら辺は割り切った物になっています。

また、契約に際して違約金などの縛りがないので、契約会社を変える事への敷居が低くなり、価格競争に繋がることが予想されます。

ahamo・povo・LINEMOのプラン比較表

比較しやすいように、各社のプランを一覧表でまとめてみました。

スクロールできます
項目名ahamo(ドコモ)povo(au)LINEMO(ソフトバンクモバイル)
月額料金2,780円(税抜き)2,480円(税抜き)2,480円(税抜き)
利用可能データ容量20GB20GB20GB+LINEでのデータ利用はノーカウント
データ容量追加500円で1GB追加500円で1GB追加500円で1GB追加
データ容量超過後の速度送受信最大1Mbps送受信最大1Mbps送受信最大1Mbps
対応ネットワーク4G・5G4G(5Gは夏以降対応)4G・5G
通話料5分以内の国内通話無料
(5分超過後30秒20円)
・30秒20円
※申込みから1年間は500円で5分以内かけ放題プランが実質無料で使える
30秒20円
通話オプション・24時間かけ放題(月1000円)・5分以内かけ放題(月500円)1年間無料キャンペーンあり
・24時間かけ放題(月1500円)1年間月額1,000円に割り引くキャンペーンあり
・転送サービス
・5分以内かけ放題(月500円)
・24時間かけ放題(月1500円)
新規事務手数料無料無料無料
解約金・MNP手数料無料無料無料
キャリアメールなしなしなし
eSIM対応予定対応対応
キャリア決済未対応対応対応予定(2021年4月以降)
国際ローミング追加料金なしで利用可能(月間利用が20GB以内なら追加料金はなし)対応予定サービス自体はオプション料金がかからずに利用可能だが、利用には別途通信料がかかる
テザリング対応(別途料金なし)対応(別途料金なし)対応(別途料金なし)
手続きオンラインのみオンラインのみオンラインのみ
サポート対応Webサイト、専用アプリ
※ドコモショップ、ドコモインフォメーションセンターなどは非対応
オンライン
※店頭、電話でのサポートは非対応
Webサイト、LINE
家族割×
(家族回線としてはカウントされる)
××
販売端末iPhone 11
Xperia 1 II SO-51A
Galaxy S20 5G SC-51A
未定未定
光回線セット割×
(光ペア回線としてはカウントされる)
××
先行割引キャンペーンdポイント3,000円分auPay残高3,000円分PayPayボーナス3,000円分
提供開始時期2021年3月17日2021年3月23日2021年3月26日
その他の特徴・ケータイ補償サービス対象
dカード:プラス1GB
・dカード GOLD:プラス5GB
・毎月のdカード GOLDの利用金額100円(税込)につき10%のdポイントを進呈。
※毎月の進呈上限は300ポイント(カード利用金額3,000円(税込))
追加トッピング
データ使い放題: 200円/24時間
・データ追加 :500円/1GB
「LINE」での通信をカウントフリー
※LINEトーク、LINE通話が対象予定。LINE内のサービスによりカウントフリー対象外になる場合がある
公式サイトhttps://ahamo.comhttps://povo.au.comhttps://www.linemo.jp

料金はほぼ横並びと言った印象です。

月のデータ容量も各社20GBですが、LINEのデータ利用がノーカウントな分、LINEMOが一歩抜きん出ています。

ahamo・povo・LINEMOがオススメ出来る人

「デジタルネイティブ世代に向けたプラン」と言うことで、ある程度自分で色々出来る人向けのサービスと言った印象です。

具体的にオススメ出来る人としては

  • 実店舗でのサポートが必要ない人
  • SIMフリーでスマートフォンを運用している人
  • 電話サービスをほとんど使わない人
  • キャリアメールを使っていない人

普段SIMフリー端末を格安SIMで運用している方はオススメ出来ます。

連絡はLINEでやることがほとんどで、電話もあまり使わず、メールもGmail等を使っている方にもオススメですね。

ahamo・povo・LINEMOはどれがオススメ?

各社それぞれに特徴がありますが、どのプランがどんな人にオススメ出来るのかまとめてみました。

基本的には、既に使っているのが大手3社ならば、その中でプランを変えた方が解約金がかからないので安く済みそうです。

ahamoがオススメな人

  • ドコモを既に利用している人
  • 電話による通話を使う機会が度々ある人
  • 海外で利用する予定のある人
  • dポイントカードを普段から使っている人

最初に発表したのもあり、ドコモの「ahamo」が1番無難なプランと思われます。

また、5分以内の通話料がかからないプランとしては、ahamoが最安です。

そして他社に比べて大きいのが「国際ローミング」についてです。auはまだ明言を避けていますが、ソフトバンクのLINEMOは、利用自体は無料だけれども、データ通信は使った分だけ料金がかかるとのこと。

それに対しahamoは海外での利用に対しても、月利用20GB制限が適用されるため、月利用データ量がここにおさまるのならば追加料金は一切かかりません。

コロナ禍で海外に行くことは皆無かと思いますが、ここが他社に比べて優れている点と言えます。

povoがオススメな人

  • auを既に利用している人
  • ほとんど電話は利用しない人
  • 一時的に大量のデータ容量を使用する可能性のある人(出張など)
  • auPayを普段から使っている人

通話やデータ利用についてのオプションが豊富なのがauの「povo」です。

時々電話する機会があるという場合はオプションで月額500円で5分以内の通話無制限が使えます。

また、1日200円でデータ利用が無制限のオプションもありますので、例えばテザリング等で大量のデータ利用をする機会がある方はpovoが有力な選択肢となります。

LINEMOがオススメな人

  • ソフトバンクモバイルを既に利用している人
  • ほとんど電話は利用しない人
  • LINEをよく使う人
  • PayPayを普段から使っている人

LINEと経営統合した事から、そのメリットを前面に押し出してきたプランとなるのがソフトバンクモバイルの「LINEMO」です。

普段の電話は全て「LINE電話」という方には、是非ともオススメのプランです。LINEビデオ通話でもデータ利用はノーカウントなので、LINEでオンラインミーティングをする機会が多い方にもオススメ出来ます。

また、LINEの有料スタンプ(クリエイターズスタンプ)も追加料金なしで使うことが出来るとのことで、こちらも中々魅力的ではないでしょうか?

ahamo・povo・LINEMOがオススメ出来ない人

ここまでは、各社各プランのどれがオススメ出来るかを説明しましたが、これらのプランがオススメ出来ない人はどんな人でしょうか?

それは、以下の条件に当てはまる方です。

  • 実店舗でのサポートが必要な人
  • 最新のスマートフォンを割賦販売で買いたい人
  • 留守番電話や転送電話サービス等が必要な人
  • スマートフォンを紛失時の迅速なサポート(SIMカードの即日発行等)が必要な人
  • キャリアメールを使っている人
  • 月に20GBもデータ通信をしない人

オススメ出来ない人:実店舗でのサポートが必要な人

基本的に、ahamo・povo・LINEMOは「Webで手続きの全てが完結するサービス」です。ですので、手続きに際して実店舗でスタッフの説明を受けながら手続きを受けたり、スマートフォンの利用についてサポートが必要な方は、これらのプランは全くオススメ出来ません。

電話での問い合わせにも対応していません。問い合わせは問い合わせフォームかチャットサービス限定となっていますので、その点も注意が必要です。

オススメ出来ない人:最新のスマートフォンを割賦販売で使いたい人

最新iPhoneや最新Androidスマホなどを分割払いで月々の通信料と一緒に買いたいと言う方は、対応していませんのでオススメ出来ません。

オススメ出来ない人:留守番電話や転送電話サービス等が必要な人

仕事で電話をする機会が多く、また電話で留守番電話や電話転送サービスを利用している人は、利用が出来なくなりますのでオススメ出来ません。

オススメ出来ない人:スマートフォン紛失時の迅速なサポートが必要な人

スマートフォン紛失時、新しい端末を買ったとしてもSIMカードの即日発行は実店舗で対応してくれないことから、SIMカードが郵送で届くまで通信が出来ない為、仕事で使えない期間が出来てしまうと困るという方にはオススメ出来ません。

ただし、LINEMOはeSIMに対応しておりますし、ahamoやpovoも今後の対応を発表していることから、eSIM対応端末であれば即日使えるようになりますので、ここはそこまで心配する必要はないかも知れません。

オススメ出来ない人:キャリアメールを使っている人

○○○@docomo.ne.jpや▷▷▷@softbank.ne.jpといったキャリアメールには対応していませんので、使えないと困るという方はオススメ出来ません。

オススメ出来ない人:月に20GBもデータ通信を使わない人

20GBなんてすぐ使い切りそうな気もしますが、自宅ではWi-Fiにつなぐことが多いでしょうし、リモートワークが進んでいたり、そもそも外出の機会自体が減っている現状では、意外とそこまで使わない物です。

参考までに、私は自宅はもちろんWi-Fiにつないでいますが、職場でもフリーのWi-Fiがある為そこにつないで使っており、通勤の往復1時間で時々YouTubeを見るくらいですが、月に5GB程度までしか使わないことも結構あります。

そういう方には、もっと月額料金の安いMVNO(仮想移動体通信事業者)の格安SIMという選択肢もかなり魅力的ではないでしょうか。

ahamo移行、MVNO各社もかなり値下げを進めている印象です。

特に、IIJmioは月額990円で5GBまで使えるというプランもありますし、楽天モバイルは2021年3月現在は1年間無料というプランも提供していますよ!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

私自身どこを使おうか色々調べてみて決めたかったのですが、中々全体としてまとまっている情報がなかったもので今回まとめてみました。

我が家では家族の契約がY!mobileだったもので、そちらを今回すんなり変えられそうなLINEMOにしてみることにしました。

解約は手数料もかからず気楽に出来そうですので、他社が更に魅力的なプランを出してきたら乗り換えると言うのもありかも知れないですね。

今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。

お読み頂きありがとうございました!

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