【見積もりあり】ハウスメーカー巡り(ヘーベルハウス編)

ヘーベルハウス比類なき壁

ご訪問いただきありがとうございます!
ハウスメーカー選定中のマサポコ(@masapocosan)です。

今回は、ヘーベルハウスのモデルハウス見学に行ってきた時の様子をご紹介致します。

実は資料の一括請求をした際に、一番最初にご連絡下さったのがヘーベルの営業さんでした。

主にメールでのやりとりでしたが、とても丁寧な方で、色々と相談に乗って下さったのですが、中々タイミングが合わず、結局見学は最後になってしまいました。

ヘーベルハウスの展示場到着

展示場では、早速羊のキャラクター「ラム君」がお出迎え。

ラム君
ラム君

担当さんに促され、まずは建物の見学をさせて貰うことになりました。

3社回って、ちゃんとモデルハウス見学させて貰ったのってヘーベルが初めてなので、なんか変な感じです。

そもそも「へーベルハウス」の「へーベル」とはドイツ語で「Hebel」と記述し、ドイツ人技術者「Josef Hebel(ヨゼフ・ヘーベル)」さんの名前に由来しているそうです。このヘーベルは、ALC(Autoclaved Lightweight Concrete)と呼ばれる、軽量気泡コンクリートの一種だそうで、強度と軽さを兼ね備えた建材であるだけでなく、木材のような調湿力もあるのだとか。壁材が軽いと、構造体への負荷もその分軽減されるので、地震の時に有利に働くそうです。

最近は「比類なき壁」というキャッチコピーで宣伝されていますね。

ちなみに、ヘーベルハウスもアルファベット表記は「HEBEL HAUS」なので、ドイツ語なんですよね。一つ勉強になりました。

まずはリビング。広いLDKに、アイランドキッチンは最近の流行みたいですね。キッチンとランドリースペースが近くて、家事動線に配慮されていて妻はテンションマックスでした。

全体的にスペースが広くて、そこは豪華に作られているモデルハウスですが、配置や設備などは参考になりますね。

1階床
出典:ヘーベルハウス 1階床の断面図

廊下の床が一部くりぬかれ、基礎からの構造が見られる様になっていました。フローリングの下もヘーベル板が敷き詰められているんですね。

結構分厚くヘーベル板が敷き詰められていて、堅牢性はバッチリだなと思える説得力のある見せ方でした。

2階には、ヘーベルハウスが最近推しているアウトドアリビングの「そらのま」付きのリビングがあり、開放感があってとても素敵でした。

そらのま
出典:ヘーベルハウス 「そらのま」

ご近所の視線を上手く遮りながら、外の雰囲気や景色も楽しめるのが特徴だそうで。また、ヘーベル板の白い壁が上から取り込んだ光を反射・散乱させて、リビングの中が明るくなると言う特徴もあるみたいです。

モデルハウスの一角には、木造や他社軽量鉄骨とヘーベルハウスの構造の比較が出来るコーナーや、ヘーベル板の優位性をこれでもか!と見せつける実験コーナーがあり、ヘーベル板の断熱性を温冷の両方で比較したものもあり、ヘーベル板自体は断熱性が高いんだなというのが体感できました。

ただ、どこのサイトを見てもヘーベルハウスは寒いという話ばかり目に付いたので、(積水ハウスの担当者も言っていました)ヘーベル板自体の断熱性だけではどうにもならない、何か構造的な物に起因するのかなというのは気になりましたね。

そこら辺は、ヘーベルハウスの営業さんも心得ているみたいで、

「確かに二十年くらい前まではヘーベルハウスは寒かったです。ですが、現在はネオマフォームという、最高クラスの断熱材を使っていますので、寒いと言う事はありません。断熱性には自信があります」とのこと。(じゃあヘーベル板の断熱性実験の意味ってなんなんだろう……。)

ネオマフォームの説明
出典:旭化成

いきなり見積もり!のヘーベルハウス

一通り見終わって、その後は営業さんとお話です。

こちらの要望をお伝えして、その後にヘーベルハウスの進め方のお話をされましたが、まずビックリしたのが、「今日簡単な見積もり出させて頂きます」と言われた事ですね。

ヘーベルハウスの進め方として、まずは大体の予算出すので、それでヘーベルハウスにするか考えてもらって、その後に地盤調査とか、間取りの提案とかの詳細な話を進めるとの事でした。

ヘーベルハウス進行計画表
ヘーベルハウス進行計画表

対する積水ハウス等の他社は、「最初は金額の事はなるべく触れずに、色々情報を与えたり、地盤調査とかを無料でやって関係性を築いてから見積もりを出して断りにくくするのが戦略みたいですよ」と言われ、なんか妙に納得してしまいました。(確かに他社に価格の事を聞いてもあんまり具体的な金額は出てこなかったし、営業さんからも全く金額の話題は出てこなかったよなぁ)

概算なので、大体の延床面積と坪単価から機械的に出す為、幅を持たせた金額でしたが、それでも予算をだいぶ上回る金額で思わず「こんなするんですか」と、思わず妻と2人で驚きました。

面白かったのは、競合他社の金額も、大体これくらいですよって言われて併記されていたのですが、やはりヘーベルハウスが一番高いのはヘーベルの営業さん自身も心得てるみたいで、他のメーカーさんは全てヘーベルハウスよりも安く目安の金額出していました。そこら辺正直なのは好感持てますね。

ヘーベルハウス他社見積もり比較
ヘーベルハウスによる他社との見積もり比較

しかし、後でトラブルにならない様に少し高めに出したと言われた見積もりですが、それでも500万以上予想よりも高かったので正直今後どうするか考えてしまいます。ヘーベルハウスは高嶺の花子さんなのかな……。

ただ、営業さんの雰囲気と気の利き方、子連れだったのですが、子供への対応の良さはヘーベルハウスがピカイチで素晴らしかったです。お菓子もいっぱい出してくれて、子供部屋におもちゃもいっぱいあって退屈せずに過ごせる様になっていました。とても顧客志向で気持ちの良い対応でした

とりあえず次は建設現場と実際のお宅見学をさせてもらう話で終わりましたが、ヘーベルハウスでも打ち合わせ記録をもらいました。積水ハウスはなかったのですが、打ち合わせ記録をもらうのがやっぱり普通ですよね。ここら辺もちゃんとしていて好感持てました

帰りにはアンパンマンの風船までくれて、子供は大喜び。珍しく「また秘密のおうち来ようね」(展示場を秘密基地か何かだと思っているみたいです)って言うくらい楽しかったみたいです。高嶺の花だけど、また来れるかなぁ。

ただ、子供を何より大切に考えている私たち夫婦としては、ヘーベルハウスの対応はそれだけでもう他の2社に比べて圧倒的に好感度が高かったです。金額が変わらないならそれだけでヘーベルハウスに決めても良いくらいに良かったです。

そんなこんなで積水ハウスに傾いていた気持ちが少しヘーベルハウスに引き寄せられたところで、次回は、積水ハウスのプランの具体的な打ち合わせの様子をお伝え出来たらと思います。

次の記事も是非ご覧頂ければ幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です